教室用新ギター教本(青本)解説

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「教室用新ギター教本」(青本)解説NUEVA EDICIÓN ESCUELA DE LA GUITARRA Explanation

復習2 Andante F. Sor

出典

Sor, Fernando. Vingt quatre Leçons progressives pour la Guitare Doigtées avec soin Dediées aux élèves commençants Op.31. Paris: A. Meissonnier, n.d., p.1.
「初心者の生徒に捧げる入念に指使いされたギターのための24の斬新的な課題」

初版は1828年です。

解説

この曲の前に、オリジナルでは次のように注意書きがあります。

N.B. Cette leçon n'exige que la connaissance des notes, son but principal est d'habituer l'écolier à bien placer la main gauche.
注:この課題は音符の知識しか必要ありません。その主な目的は初心者が左手をうまく置けるように慣らすことです。

演奏のポイント

オリジナルの注のとおり、第1ポジションでのフレットの位置と音符を一致させることが目標です。青本では、フレージングも指示していますが、オリジナルではフレージングスラーは付いていません。初心者の方はフレージングを意識して演奏するのは難しいと思いますが、できるようであれば青本のようにフレージングしてもよいです。

曲の出だしは2声で書かれていますが、7小節と18~24小節が3声になっています。低音はpで強く、内声のソは弱めにiで、メロディーは強めにmで弾くとよいと思います。3声になった20~24小節は、低音を押さえた左手の指が3弦の内声ソに触らないようにしなければなりません。低音を押さえた指を立て3弦に触らないようにするため、左掌をネックにある程度近づけます。左手親指をネックの裏のどの位置に置くかも重要です。

オリジナル楽譜(浄書)

F. ソル「初心者の生徒に捧げる入念に指使いされたギターのための24の斬新的な課題」第1番

   
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