「教室用新ギター教本」(青本)解説NUEVA EDICIÓN ESCUELA DE LA GUITARRA Explanation
練習19 Etude N. Coste
出典
解説
コストの教則本からの転載です。コストはソルの弟子で、ソルの死後の1845年にこの教則本を出版しました。
練習19のうち1だけがコストの教則本からの出典で、基本型と2はコストの教則本にはありません。この教則本はフランス語とスペイン語で解説があり、この曲の前には次のように書かれています。
Tenez les sons pendant tonte leur valeur.(フランス語)
それらの長さが鳴っている間、音を保ってください。
Conservense los sonidos durante todo su valor.(スペイン語)
それらのすべての長さの間ずっと音を保ってください。
フランス語でもスペイン語でも「音の長さを保ってください」ということが書かれています。
青本での運指の変更はありませんが、ダ・カーポ・アル・フィーネはオリジナルに書かれていません。
ポイント
この曲は符尾が上向きの高音と符尾が下向きの低音のメロディー2つが、1つの楽譜に合わせて書かれています。低音は全て2分音符ですので、2拍分の長さが必要です。初心者の方は高音を弾いたタイミングで低音を押さえていた左の指を離してしまいがちですが、指を離してしまうと音がそこで切れてしまいますので、低音を押さえている指は小節が終わるまでの2拍分、しっかりと押さえていなければなりません。
オリジナル楽譜(浄書)
