「教室用新ギター教本」(青本)解説NUEVA EDICIÓN ESCUELA DE LA GUITARRA Explanation
練習47 F. Tárrega
解説
このエチュードには後半がありますが青本には前半の半分しか掲載されていません。後半は低音のミミミがミファミになっているだけで、高音の声部は同じです。
タレガの生前に出版されたエチュードは"La Mariposa"(蝶)と"Estudio en Forma de Minuetto" (メヌエット形式でのエチュード)の2つのみで、残りは死後出版されています(※1)。
※1 Rodríguez, Melchor(ed.), TÁRREGA Obras completes para Guitarra Nueva edicion Basada en sus manuscritos y ediciones originales Volumen 1 30 Estudios origimales para guittarra. Madrid, Soneto, 1991, p.10.
ポイント
セーハは人差し指で複数弦を押さえる方法です。セーハした人差指の音を全てきれいに出すのが難しい奏法で、いくつかポイントがあります。
またセーハには1~6弦まで押さえる全セーハと、全ての弦を押さえない半セーハがあります。全セーハでは人差し指を伸ばすため、手首を少し前に出し親指はネックの下の方を押さえます。人差し指のやや親指側面側で押さえると音が出やすいです。
この曲では4弦までセーハすればよい半セーハです。セーハで人差し指の力を入れるポイントは音が出づらい弦の指の部分で、指全体をいつも思い切り押しているわけではありません。この曲では2弦のドと3弦のラの時に音が出づらいかもしれません。その時は、2弦や3弦を押さえている人差し指の部分に力を入れてください。