教室用新ギター教本(青本)解説|小原安正監修・ギタルラ社
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練習15 Estudio D. Aguado
出典
この曲はD. アグアドの教則本の15ページ、LECCION 5.aからの転載です。ここには詳しい説明が書かれて、要点は次の通りです。
Aguado, Dionisio. Nuevo Método para Guitarre. Madrid, Benito Campo, 1843, p.15.
D. アグアド 「ギターのための新しい教則本」
太くて丸い音を出すために左手の使い方を学ぶこと。よい音を出すためにはギターを動かさないことが必要で、そのために左手の親指が短く押すこと。ネックの前から押さえることと後ろから親指で押さえることを同時に行うことで太くて丸い音を得られること。フレットの近くを押さえ音をクリアーにすること。
また、オリジナルには右手の指使いは書かれていません。
レッスン5の和訳と原文はこちらをご覧ください。